ASKA SYMPHONIC CONCERT TOUR 2008 SCENE@マリンメッセ福岡(再演)

ASKAさんのソロコンサートへ行ってきました。今回は安心して見ていられそうな予感がしてたので、そのとおりになってよかったです。
出てきていきなり「ごめんなさいポーズ」を取りましたけど皆さん温かい拍手でお迎え。曲順は以前と同じでした(HEARTはなし)。「birth」の出だしを聴いてると前回がどれだけ声が出ていなかったのかが分かりました。声量が凄い。続く「Girl」「迷宮のレプリカント」もよかったです。時間が空いていたから曲の変更があったりするのかと思いましたがそれはなかったです。
途中カルテットとギター、ピアノの編成の時にピアノの方と2人で即興で歌を作って歌ってくれました。ピアノに合わせて軽く歌い出すとそれに対してピアノが鳴り、曲を聴いてまた歌う。自分でも思わぬメロディが出たりするらしく、とても楽しそうでした。
後半の「僕はこの瞳で嘘をつく」「月が近づけば少しはましだろう」「けれど空は青」は圧巻!「月が近づけば少しはましだろう」のサビ部分*1が胸に染みます。多分気分が参っている。でも生で聴いたら元気になりました。これぐらいで凹んではいけない、と。
とにかくテンション高めだったと思います。オーケストラの皆さんはライブの何日か前にたまたま小倉で仕事があったので来ていただくことができたし、その頃会場も空いていて、指揮をされた藤原さんも日帰りで何とか、みたいな中で、いろんな偶然が重なって本当にラッキーだった、と言われていました。
「この前は眠る人がいない位の緊張感が漂っていましたけど(笑)」と。確かに前回はハラハラしすぎたので中には眠ってる人もいたかも。
ASKAさんの持つ、男らしさや優しさが感じられてとてもいいライブだったと思います。

*1:かどを曲がるといつも消え失せてしまう言葉だけど 心の中では切れて仕方ない この指の先でそっと拭き取れるはずの言葉だけど 積もり始めたら泣けて仕方ない