ラジオを聴いて思う事。

昨日SCHOOL OF LOCK内のBUMP LOCKSが一旦終了した。最初から三ヶ月限定とうたっていたし年内いっぱいというのは決まっていた。
BUMP OF CHICKENの音楽は人の持つ黒い部分をつついてくる。弱さ、醜さ、脆さ、恨み、嫉み。誰もが多かれ少なかれ持っている。それを否定するのではなく、その事に気付いたうえでどのようにこれから生きていくか。そんな事を考えさせられる。
ボーカルの藤くんがラジオの中でこう言った。
「(心に)鍵がかかったままでいい。なんとなく、でいいのでどうか生き延びてください。」
「今日は一番嫌いなことばをあえて言います。『一緒に頑張ろう。俺と一緒に頑張ってください。』」
私も「頑張る」ということばが嫌いだ。なので彼がどんな思いで言ったのかも分かるつもり。簡単に人に言ってはいけないことばのように私は思う。
この後で、校長(山崎樹範くんね)が「楽にはさせない」と言い放った。やっぱ自殺とか考える若い子が増えてきてるんだろうね。で、メールとかが学校に届くのでしょう。OAされないけど、校長&教頭は読んでいるだろうから、こんな言葉も出てくる。でも、校長や教頭、講師たちが味方でいてくれるんだし、心強いよね。やましげくんも言った後で「言い過ぎたかな・・・」って感じでちょいと弱気になったり、「いやいやこれでいいんだよ」って感じで強気になったり、感情の起伏が激しい。彼もいろいろ考えるんだろう。ラジオって自分が思っている以上に影響力がある。全国フルネットだとなおさら。へたに何でもは言えない。それも分かっててあえて言う。そこがまたカッコいい。
今、学生だったり社会人なりたてだったりする人たちにとって、ちょっと大人な彼らが「自分たちがついている」「繋がっているから絶対に見捨てない」と言ってくれることで元気が出たりする場合もある。凄いね、ラジオ。いいね、ラジオ。

ダイヤモンド

ダイヤモンド

バンプの曲とか聴かないなぁ、って人にはこれがオススメです。シングルだけどカップリングもとにかくいいので、騙されたと思ってまずは借りてみてください。